美山加恋は『小柳凛』を演じた事で、日本で一番有名な子役となりました。
そんな彼女に対するオファーは言うまでもなく殺到し、彼女とその周りの人間の人生を一変させました。
『僕と彼女と彼女の生きる道』以降、同2004年において、美山加恋は9本のドラマに出演する事になります。
『僕と彼女と彼女の生きる道』のスペシャルドラマを加えると10本です。
これはどんな超売れっ子の役者さんでもありえない数字じゃないでしょうか?
そして、その異常なまでの人気はドラマに留まる事なく、CMや映画にも引っ張りだことなります。
CMは、2006年まで継続となったイオンをはじめ5社、映画は大ヒットとなった『いま、会いにゆきます』を含め3本。
映画では『劇場版 NARUTO』で声優デビューまで果しました。
ザ・テレビジョンの『第40回ドラマアカデミー賞 助演女優賞&新人賞受賞』を獲得するなど、各方面で圧倒的な評価を得た2004年は、一人の子役を日本を代表する女優へと様変わりさせた一年でした。